ハーネスは、愛犬の身体への負担が首輪に比べ少ないと言われているため、お散歩の相棒として、ハーネスを選ぶ愛犬家さんもいます。身体への負担が少なく、抜けにくいと言われているハーネスですが、メリットばかりではありません。この記事では、ハーネスブランドとして、デメリットを中心にお伝えします。
改めまして、こんにちは。
日本製犬用ハーネス専門店DogFulness(ドッグフルネス)です。
今回は、ハーネスブランドとして、ハーネスのデメリットのお話をします。
ハーネスのメリットについては、各記事でたくさん紹介していますので、そちらも併せて読んでいただけたらと思います。
目次
ハーネスってどんなもの?
そもそも、ハーネスとはどんなものなのかを簡単に説明します。
ハーネスは、愛犬の胴体部分に装着するお散歩道具で、胴輪と呼ばれることもあります。
形状は様々ですが、大きく分けると3タイプです。
この3タイプの詳しい説明は、こちらの記事をご覧ください。
ハーネスのデメリットとは
ハーネスの大まかな種類がわかったところで、デメリットをお伝えします。
- すでに引っ張り癖があるワンちゃんの場合、引っ張り癖が強化される可能性がある
ハーネスのメリットは、「身体への負担が少ない」ことですが、引っ張り癖の付いてしまっているご愛犬の場合、首輪からハーネスに変えたことで、気管への圧迫が軽減され、これまで以上に、引っ張ってグイグイ歩いてしまうようになる可能性があります。
そして、それを飼い主さんが無理にコントロールしようとすることで、胸部を圧迫してしまう恐れがあります。 - お散歩の練習に向かない
ハーネスは力が分散されるつくりになっているため、首輪に比べ飼い主さんと同じペースで歩く、お散歩の練習には不向きと言われています。
飼い主さんが握るリードからの合図を、ご愛犬に伝えづらいことが原因です。(力の分散によって) - 短足犬種は抜けやすい
ハーネスは前足部分に装着するデザインが殆どのため、ダックスフントなどの足が短いご愛犬の場合、ハーネスが身体から抜けやすい傾向にあります。 - 首輪に比べ着脱が手間
首輪は自宅でも付けっぱなしの場合もありますが、ハーネスは基本的にお散歩時以外は外しておくものです。
そのため、首輪に比べると着脱の手間がかかります。
バックルも、首輪は大抵一つですが、ハーネスの場合デザインによっては3つ以上のバックルがある場合も。 - デザインによっては、洋服を着せづらい
おしゃれのためだけでなく、虫対策や防寒対策として洋服を着せる愛犬家さんにとっては、ハーネスのデザインで洋服を着せることができないものも存在します。
もちろんメリットもたくさん!
これまで、ハーネスのデメリットをお伝えしましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
何度も記載しているように、首輪に比べ、ご愛犬の身体への負担は軽減しやすいです。
気管が弱い犬種の場合、ハーネスを使用することで、安心してお散歩を楽しんでいらっしゃる愛犬家さんたちもたくさんいます。
また、首輪に比べ、ハーネスは身体に接地している面積が広いため、抜けにくいとも言われています。(デザインによります)
シニア犬など、足腰が少し弱くなってきたご愛犬にも、身体をサポートしつつお散歩できるハーネスは、とってもおすすめです。
お散歩に関しては、いきなりハーネスで練習をするのではなく、外の世界に慣れてもらうことからスタートするといいと思います。
好奇心旺盛で、外に出た瞬間元気一杯に暴れてしまうようであれば、首輪とハーネスの両方を装着し、どちらにもリードをつけ、ダブルリードで練習するのも効果的です。
まずは、外の世界に慣れてもらうことから。
私たち人間も、初めてのことや場所に行くと、ドキドキワクワクするように、愛犬たちもきっと初めての外の世界で興奮したり、不安になったりすると思います。
そこに飼い主さんが寄り添うことから、お散歩の練習は始まるのではないかと思うのです。
外での様々な刺激にゆっくり慣れてもらい、ご愛犬と飼い主さんのペースでお散歩ライフを楽しんでいただけたらと思います。
今回は、ハーネスブランドとして、メリットだけでなく、デメリットについてお伝えしました。
ご愛犬との毎日のお散歩に使用するハーネスだからこそ、メリットとデメリットの両方を理解した上で、素敵なお散歩時間を過ごしていただけたらと思います。
DogFulnessでは、ご愛犬のことを考え、身体への負担が少ないのはもちろん、機能性も考えた日本製ハーネスを製作・販売おります。
ぜひ一度、ハーネスへのこだわりを見ていただけたら幸いです。