愛犬とのお散歩で、毎日使用するハーネスの摩耗(消耗)具合が気になっている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ハーネスの生地はもちろんですが、リードとハーネスを繋ぐ部品である『Dカン』は常に金具と擦れ合うことで摩耗していきます。
今回はハーネスの『Dカン』に着目し、4年強ほぼ毎日愛犬に使用しているハーネスと、新品のハーネスを比較したものをご紹介いたします。
改めまして、こんにちは。
日本製の犬用ハーネス専門店DogFulness(ドッグフルネス)です。
目次
ハーネスの部品『Dカン』とリードの部品「ナスカン」とは
まずは『Dカン』と言われている部品について簡単に説明します。
Dカンとは・・・アルファベットの『D』の形をした金属製のリング状のパーツ
Googleで検索するとこのような説明が出てきます。
次にリードの先端に付いている部品「ナスカン」についてですが、こちらもGoogleで検索すると以下のような説明が出てきました。
ナスカンとは・・・上部にフック、下部に回転カンが付いた金具パーツ
『Dカン』も「ナスカン」も金属製のものが一般的です。
DogFulnessの『Dカン』について
では、DogFulnessの『Dカン』について説明します。
結論から言うと、DogFulnessのハーネスに使用している『Dカン』は金属製ではありません。
『Dカン』に使用している素材は企業秘密ですが、特徴としては金属製のナスカンと擦れあうことで生じる摩耗や錆・紫外線からの影響を受けにくく、耐久性が高い上に軽量である素材を使用しています。
『Dカン』の強度テストを実施した際の過去記事はこちらです。
4年使用した『Dカン』と新品の比較
DogFulnessのハーネスを販売しはじめて4年の月日が経とうとしています。
我が家の愛犬にはハーネス発売前から現在に至るまで、同じハーネスを使用し続けています。
長年使用してきた愛犬の相棒のハーネスの『Dカン』と、今年の夏に納品されたハーネスの『Dカン』を比較しましたので、ご覧ください。
左側の写真がDogFulnessのハーネスを販売するより前から愛犬に使用しているハーネスの『Dカン』の状態です。
このハーネスは約4年間、ほぼ毎日使用しています。
右側の写真は2024年夏に国内の工場から納品された、新品未使用の状態です。
比較して見てみると、4年間使用している方の『Dカン』には少し傷が付いています。
錆や色落ち、欠損等はありません。
表面に浅い傷はありますが、強度的に全く問題はありませんので、今後も愛犬のお散歩に使用し続けていく予定です。
4年間使用しているこのハーネスには愛犬との思い出がたくさん詰まっていますし、愛犬の体にとてもよく馴染んでいます。
最後に
ハーネスの摩耗(消耗)具合と言うと、生地の色や縫い目のほつれに目が行きがちです。
確かにそれらもハーネスの強度に関わってくる部分なので、安全にお散歩するためには日々確認することが重要です。
しかし、どんなにハーネスが丈夫で見た目は綺麗な状態を保っていたとしても、『Dカン』が割れてしまっては愛犬と安全にお散歩することは難しいため、リードとハーネスを繋ぐ部品である『Dカン』も定期的に確認することをオススメいたします。
今回は、ハーネスを構成する部品の一つである『Dカン』に着目したお話しでした。
皆様と大切なご愛犬が、安全で楽しくより充実したお散歩ライフを過ごされることを心より願っております。