愛犬のための最初のハーネスは「赤」!現在世の中で販売されているハーネスは、たくさんの種類があり、色も豊富になってきています。そこで、今回は日本製ハーネスのブランドであるDogFulnessが、なぜ「赤」色のハーネスを販売しているのか、お伝えします。
改めまして、こんにちは。
日本製犬用ハーネス専門店DogFulness(ドッグフルネス)です。
目次
「赤」って犬にとってどうなの?
ある研究結果によると、犬が見ている世界というのは、青・黄・グレーでできているそうです。
青と黄色は認識しやすく、その他の色は認識しづらいのです。
視力は0.2〜0.3くらいで、視覚より嗅覚や聴覚を頼りにしていると言われています。
では、犬にとって「赤」はどうなのか?
「赤」は、グレーっぽく見えることから、犬からすると認識しづらい色と言えます。
例えば、愛犬に赤色のおもちゃを与えた際に、あまり反応がないとすると、色彩だけで言うならば、「赤」を認識しておらず、反応が薄くなってしまっている場合があります。
「赤」と同じく「緑」も認識しづらいようです。
そんな時は、おもちゃの色を青や黄色にしてあげると、愛犬は認識やすくなり、おもちゃに反応してくれる可能性が高くなります。
つまり、「赤」は犬にとって認識しづらい色であり、視覚によるストレスを受けにくい色の一つと言えます。
なぜ「赤」のハーネスなのか
日本製ハーネスを製作する際、生地の生産地や素材、そして色を選択する必要がありました。
DogFulnessでは、初めに製作するハーネスの色は「赤」で統一することに決めていました。
これは、弊社のモデル犬であるミニチュアシュナウザー(♂)の愛犬が、それまで使用していたハーネスを嫌う素振りをしていたことがきっかけです。
安全のためにハーネスを使用したいけれど、愛犬へのストレスも軽減したい!
そのことで、悩んでいた時に、ハーネスの色を変えてみようと思いつきました。
それまで、愛犬は男の子なので、青系統のハーネスを使用することが多かったのですが、赤に近い色にしたところ、嫌がる素振りをしにくくなりました。
(時間はかかりましたが、徐々にハーネスに慣れていき、今では青のハーネスでも嫌う素振りはしなくなりました)
色々と調べていく中で、ハーネスを嫌う犬たちが世の中には結構いること、そして、それに困っている愛犬家さんたちの存在も知りました。
そこで、犬が認識しづらく、ストレスを受けにくい色を探し、「赤」「緑」がいいと判断しました。
「赤」ハーネスのメリット
- 犬が認識しにくくストレスを受けにくい
- 人間から見て目立つ
- 男の子・女の子共に選択できる色である
- ご愛犬の毛並みや可愛らしい個性を邪魔しない
などがあります。
犬が認識しづらく、ストレスを受けにくい色であれば、「赤」だけでなく「緑」も候補に上がります。
では、なぜ「緑」にしなかったのか。
それは、「緑」は自然の中ではとても目立ちにくい色だからです。
愛犬家さんの中には、休日にちょっと遠出をして自然溢れる場所で、ご愛犬と楽しく過ごす方もたくさんいらっしゃいます。
DogFulnessのハーネスは、抜けにくい設計です。
しかし、お散歩中は何が起こるかわかりません。
普段とは違う場所、違う匂い、何もかも違う環境で、ご愛犬が興奮してしまい、リードがハーネスから外れてしまった場合を考慮し、自然の中で見つけにくい色は避けるべきだと考えました。
ハーネスは、ご愛犬の命を守る大切なお散歩道具。
より安全に楽しくお散歩していただくため、ハーネスの色は、犬がストレスを受けにくく、人間は認識しやすい「赤」は最適な色だと考えました。
ただし、「赤」にはデメリットも存在します。
それは、薄暗くなると見えにくい!ということです。
そこで、ハーネスのデザインの一部に反射布を使用し、さらにビーコンを付けられる設計にしました。
それにより、夕方や夜のお散歩でも使用していただくことができます。
今後のDogFulnessハーネスについて
これまでお伝えした通り、DogFulnessでは各サイズ「赤」のハーネスを主流に製作・販売しております。
「赤」のハーネスは今後もメインの色として販売し続けます。
しかし、飼い主さんたちが、ご自分のご愛犬に合った色を選ぶ楽しみも大切にしていきたいです。
今後徐々にですが、各サイズのカラー展開をしていきます。
現在販売しているハーネスのクオリティはそのままに、色を増やすことで、日本製ハーネスに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
今回は、ハーネスの色「赤」にスポットを当てて、お話ししました。
日本製ハーネスは、色だけでなく機能性も重視したハーネスになっております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
皆さまと、大切なご愛犬のお散歩が、これまで以上に安心・安全な時間になることを、心より願っております。